2025.12.22
カーポート屋根、その「小さな穴」放っておくと大変なことに? 太宰府市にお住まいの皆さま、こんにちは。地元密着で大切なお住まいのメンテナンスをサポートしております。街の屋根やさん筑紫野店です。 先日、太宰府市内にお住まいのお客様から、切実なご相談をいただきました。 「カーポートの屋…
太宰府市にお住まいの皆さま、こんにちは。
前回、カーポートの屋根に大きな穴が開き、紫外線でボロボロになってしまったお客様の調査レポートをお届けしました。
「車が濡れるのも困るけれど、何より近所に破片が飛んでいかないか不安で……」
そんなお客様の切実な想いを受け、私たちは「全面張り替え工事」をご提案。
今回は、その実際の施工風景を詳しくご紹介します。
お悩みがどのように解決され、お住まいがどう生まれ変わったのか。
ご覧ください。
まずは、寿命を迎えた古い波板を一枚ずつ外していきます。
ここで重要なのは「慎重さ」です。長年放置された波板は、触れただけでガラスのように鋭く割れることがあります。
破片がお庭やお隣の敷地に飛び散らないよう、周囲の安全を確保しながら丁寧に撤去を進めます。
また、波板を固定していた「フック(留め具)」も全て取り除きます。
長年の使用で錆びついたフックを無理に引き抜くと骨組みを傷めてしまうため、専用の道具で適切に処理します。
波板を外した直後の骨組みは、実は驚くほど汚れています。
雨樋に詰まった落ち葉、砂埃、そして雨水の跡……。これらは新しい波板を設置した後に「裏側から見える汚れ」になってしまいます。
私たちは、新しい板を張る前に必ずフレームを清掃します。
このひと手間が、完成後の「透明感」と「美しさ」を左右するからです。
また、このタイミングでフレーム自体に歪みやネジの緩みがないか、構造チェックも同時に行います。
いよいよ新しい波板の登場です。今回使用したのは、耐衝撃性と透明度に優れた最新の「ポリカーボネート波板」。
重ねしろの確保
波板同士が重なる部分は、必ず「2山半以上」重ねるのが業界のルールです。
これをケチってしまうと、強風時に隙間から雨が入り込む原因になります。
向きの確認
ポリカ波板には「表(太陽側)」と「裏」があります。
表面には紫外線カット加工が施されているため、これを逆にしてしまうと数年でボロボロになってしまいます。
プロとして、一枚一枚確実に確認しながら配置していきます。

視界の変化
茶色く濁っていた屋根がクリアになり、空の色が透けて見えるほどに。
明るさの変化
お隣との境界にある1階スペースでしたが、光が透過することで、お家の中までパッと明るくなりました。
安心感
これで台風の日も、車が濡れる心配も、破片が飛ぶ心配もありません。
お客様からは「こんなに早く終わるなら、もっと早く頼めばよかった」という、最高のお褒めの言葉をいただきました。
| 工事費用 | 102,300円(税込) |
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